第3回東京音楽祭・国内大会
1974年5月25日

ザ・ピーナッツは『愛のゆくえ』でゴールデン・カナリー賞受賞  


司会のうつみみどりの紹介で受賞後に歌う、ザ・ピーナッツ。
レコードとは少し違うアレンジで、音楽祭でのステージ栄えのする演奏と歌唱でした。
同じくゴールデン・カナリー賞を受賞したのは
布施明「積木の部屋」
五木ひろし「別れの鐘の音」


さて、世界大会に出場が決まった三組が翌日のサウンド・イン・“S”に出演しました。
それぞれが受賞したビデオを見ながら感想などを語っています。

1974年3月から始まったサウンド・イン“S”の最初の司会は佐良直美・由美かおる・しばたはつみだったんですね。
で、司会の佐良さんからいろいろ聞かれています。
佐良: 佐良:ピーナッツさんは大ベテランですから何度もこういう賞は・・・
エミ: いえ、それが、めったに出たことがないんです。
ユミ: 1回目の東京音楽祭が初めてだったんです。
エミ: だから2回目なのね、だから普通の舞台と変わらず歌おうと思ってもなにしろ意識しちゃって意識しちゃって、もう大変あがりました。
佐良: 賞ということじゃなく
エミ: うん、なんかこういう催し物と言うことに対してね。
佐良: あー、やはり雰囲気がすごいですからね。
エミ: でもねぇ、やはり(賞を)取れた後になって良いなあって思いましたよ。
佐良: そうですか、おめでとうございました。
P: どうもありがとう。
続いてピーナッツは“ブロードウェイの子守唄”を歌いました。
お酒とピアノの席にぴったりの良い雰囲気の贅沢な空間。
やっぱりサウンド・イン“S”って自分好みの良い番組だったなあ。
さよなら公演で聴く“ブロードウェイの子守唄”とは違い、肩の力が抜けた、リラックスした中にも大人のボーカルが聴ける良い感じです。


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