宮川泰HAPPY CONCERT
1975年1月13日
東京・芝・郵便貯金ホール
《第一部》
クレモナ・ストリングス、東京ユニオン、プラス・パーカッションセクションによる大オーケストラ編成で“あの懐かしの映画音楽”と題し“荒野の七人”“80日間世界一周”“栄光への脱出”“シェルブールの雨傘”などを演奏。ゲストのザ・ピーナッツ、布施明なども素晴らしい歌唱で指揮をする宮川泰さんを感激させていた。

《第二部》
クレイジー・キャッツによって宮川泰物語が演じられ、宮川さんの音楽的才能と人間味あふれる生い立ちをバクロ?
音楽のよき師であると共に、親しみある人柄がこのコンサートをより以上に盛り上げていた。
・・・と、ここまでのページはずいぶん前に出来上がってはいたのですが、なんと、この時の様子がテレビ中継されていたんですよ!
この当時家庭用ビデオで録画された方からその時の映像を見せていただきました。
この記事だけでは分からなかったことがビデオには収められていました。
ザ・ピーナッツの部分だけですが、映画音楽集からは“男と女”を歌っているもの、そして多分“宮川泰物語からのものだと思いますが”デビュー曲の“可愛い花”を歌っているもの、そしてなんとなんと“よこがお”を披露しています。
ピーナッツのお二人が譜面を手に持って歌っているのできっと出来立てのほやほやの歌だったのではと想像できます。
このコンサートのために宮川先生が用意したものだったのかな。
それにしても私の大好きな“よこがお”を歌ってる映像があったなんて、こんな感激はありません。

“可愛い花”を歌うときの振り付けが日活映画“可愛い花”の時とおんなじなんでびっくりデス。ほぼ16年の時を経ても同じ振り付けで歌えることに驚きました。

これがその映画の中で“可愛い花”を歌ってる場面。
♪プティト・フルール〜可愛い花〜の“可愛い花”のときに手を顔の横に持って行っています。
真っ赤なドレス(これってさよなら公演でも着てた?)で“よこがお”をしっとりと歌うザ・ピーナッツ。
最後のザ・ピーナッツのオリジナルソングとして最高の歌だと思います。


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