EB-7072(モノラル盤)
A面  いつも心に太陽を
  • 作詩  横井 宏
  • 作曲  中田喜直
  • 編曲  宮川 泰
  • 演奏  シックス・ジョーズ・ウイズ・ストリングス
B面  山小屋の太郎さん
  • 作詩  岩谷時子
  • 作曲  宮川  泰
  • 編曲  宮川  泰
  • 演奏  シックス・ジョーズ・ウィズ・ストリングス
SEB-41(ステレオ盤)
ステレオ盤

「いつも心に太陽を」



「山小屋の太郎さん」
この歌を初めて聴いたのはザ・ピーナッツが引退表明の記者会見をしてしばらくたってから放送された、ラジオのザ・ピーナッツの特集番組でした。
3月頃だったと思うけど・・・。
東海ラジオだったか、もしかしたらCBCだったか定かではありません。
夜の10時ごろから一時間ぐらいの番組だったと記憶しています。
番組名は分かりません。

ザ・ピーナッツの引退表明後は毎日、新聞のテレビ・ラジオ欄にくまなく目を通し、“漏れ”の無い様チェックをしてました。
そんな中で見つけたのがこの番組。
当時ザ・ピーナッツのレコードは少ししか持って無くて、ひょっとしたらレコードで持っていない曲がかかるんじゃないかと言うので
かなり期待してラジカセを待機させて聴きました。
当時録音したカセットは今でも保管してあります。
あらためて聴き返してはいないので記憶を頼りに・・・。

女性D.J.の進行で、デビュー曲の“可愛い花”“乙女の祈り”などがかかり“南京豆売り”が二人のチーム名にちなんでA面に入っていたと言う説明もあったような。

そして流れてきたのが“山小屋の太郎さん”
それまでは一度も聴いた事がなかったのです、この曲。
あとから分かったことだけど、当時のシングル盤でしか聴く術の無い曲だったんですねぇ。
当時のLP、その後のベスト盤などにも一回も入って無いちょっと不運な曲。
イントロから軽快な音が流れ歌が始まると「いやぁ、なんて面白くて楽しくていい歌なんだ!」と一度で夢中になりました。
それまでの一番のお気に入りの“ふりむかないで”を初めて聴いたときを上回るほどの衝撃を受けました。
とりあえず最後までラジオ聴いて終わった後は繰り返し繰り返し、何度も何度もこれだけを聴きました。
でも、AMラジオの夜の番組って雑音がすごく多くて、所々歌詞が聞き取れないとこがあって、何度聴いても分からないところが悔しくて
それでも分からないなりに暗記して口ずさんだりしてました。
これがもしステレオ録音だったら、左右それぞれのスピーカーから♪ヤッホー ヤッホー って二人の声が分かれて聞こえてくるんだろうか、とか、
途中のハーモニーの部分もちゃんとはっきり聞こえるんだろうなあ、とか想像はどんどん膨らむばかりでした。
ピーナッツらしい、ピーナッツにしか歌えない歌だなあ、とホントにそう思いました。
あー、なんとかして歌詞、知りたーい!良い音で聴きたーい!

それにはレコードを手に入れるしかないんだ。と言う結論に達し、思えばその頃からザ・ピーナッツ探しの旅が始まったのかもしれない。
当時は中古レコード屋なんてあったのか無かったのか。。。古本屋にレコードが置いてあることもあったので隣町の古本屋や、名古屋の鶴舞に
古本屋が固まってる地域があるのでその辺に探しにも行きました。
でもそうそう期待したものがあるわけでもなく、時は流れザ・ピーナッツ引退後7、8年が過ぎた頃、(この頃は東京や大阪に中古レコードを探しに
行くようになってました)名古屋で毎年開かれる“中古レコード祭り”のようなイベントがあって雲竜ビルと言う所なんですけど、そこにもよく行きました。
そしてある年のセール、初日、オープン前から並んで待ち、オープンと同時に目的のブースへダッシュ!
同じような人種はいるもので、目指す方向一緒なんで、負けないように走りました。
「うわーっ、ザ・ピーナッツのレコードがいっぱいある!」この時は大当たりで、誰かが手放した初期のシングル盤がいーっぱい出てました。
とにかく手当たり次第抱え、あとから落ち着いてどれにするか選びました。
一枚が安いもので3800円くらい、高いものになると8000円以上というのもザラでしたから、20代前半の身には何枚も買えませんでした。
このとき買ったのは「山小屋の太郎さん」「スク・スク」「ルナ・ナポリターナ」「コーヒー・ルンバ」「しあわせがいっぱい」「ペピト」「さいはての慕情」
「あなたの胸に」あとなんだったっけ・・忘れました。
でもかなり使いました。
念願の「山小屋の太郎さん」が手に入って、天にも昇るというのはこう言うことを言うんだと感じましたねぇ。
やっと歌詞がはっきりして、雑音なしにきれいな音で聴ける。
もちろんカセットに録音してテープを聴きました。
あ〜、し・あ・わ・せ♪

当時、またはその後テレビやステージでこれを歌ったのを見た、聴いた方、いらっしゃいますか?
どんな感じだったのかご記憶にある方、またお話聞かせてくださいな。


ステレオ盤も合わせて出ていたのを知ったのはそれからまた数年後。
ステレオのシングル盤も良いよねえ。
キングレコードのジャケットって、デザイン、色使いがすごくしゃれててレイアウトやタイトル文字がワンパターンの他社と比べると
断然センスのよさが光ってますよねえ。(誤字は許します(笑))
シングルもLPもジャケット見てるだけで楽しい。

そんなわけで自分にとっての、青春の一曲の一つが「山小屋の太郎さん」です。


シングル盤一覧へ戻る