ザ・ピーナッツ・レア・コレクション KICS 2451
2004年6月2日 発売!

  1. ワン・ツー・スリー
  2. カム・トゥゲザー
  3. ジス・ガール
  4. アンド・アイ・ラブ・ヒム
  5. スーヴェニール東京
  6. ハッピー・ヨコハマ
  7. ナガサキ・ボーイ
  8. 日本テレビの歌
  9. シャボン玉ホリディのテーマ
  10. モスラの歌
  11. 幸せを呼ぼう
  12. ふりむかないで
  13. 好きになっちゃっちゃった
  14. 小さな幸せ
  15. おかあさんのうた
  16. よさこいボサノバ
  17. 恋のフーガ
  18. 白い小舟


  1. テープ『ワン・ツー・スリー』より(With 布施明)
  2. テープ『ワン・ツー・スリー』より
  3. テープ『ワン・ツー・スリー』より
  4. テープ『ワン・ツー・スリー』より
  5. ドイツ録音盤
  6. ドイツ録音盤
  7. ドイツ録音盤
  8. PRソング
  9. NTV『シャボン玉ホリディ』より
  10. 東宝映画『モスラ』より
  11. 東宝映画『三大怪獣地球最大の決戦』より
  12. With 林家三平
  13. With 藤田まこと
  14. With ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
  15. LP『おかあさんへプレゼント』より
  16. テープ『ちゃっきり節だよ!ピーナッツ!』より
  17. 英語ヴァージョン
  18. 『沢田研二作品を歌う 東京の女』より

「レア・コレクション」のタイトルにふさわしい、ザ・ピーナッツ・ファン待望のCDが出ました。
単発では過去にいろんなCDに収録されてるものもあるけど、ピーナッツのものとしてまとめたと言うことに意義があります。
迷ってるあなた、これは絶対に買いですよ。
普通のベストアルバム、全曲集などは今年買わなくても来年も出ます(多分)
でもこういった企画ものは出たときが買い時です。
私は過去に何度も迷って迷って買わなかったことで後悔しているものがたくさんあるの。
だから買って聴いてね。
で、買ったら感想聞かせてね。

トラック1から4までの4曲こそがピーナッツのポピュラー歌手としての面目躍如といった感があり、こういう歌の世界を持っていることがピーナッツの魅力だと思います。
やっぱり私はピーナッツにはこういうカッコイイ世界が似合うと思うなあ。

ほんの数年前までは一部のリアルタイムのファンか私のようなピーナッツ○チ○イしか知らなかったであろうドイツ語盤の数々。
今ではCDで手軽に聴けるようになったことはホントになによりです(笑)
東京西新宿の○A○E○O○S○や神戸の○戸○コ○ド○楽○なんかにWantして探してもらった頃はシングル盤一枚が信じられない値段で売られていました。
でもどうしても聴きたい一心で何度清水の舞台から飛び降りたことか。
飛び降りすぎて頭が麻痺しています。慣れちゃった。
いかんいかん、慣れは怖い。

テレビ草創期は歌の上手さもさることながら双子と言う容姿も相まっていろんな番組のマスコット的な存在として重宝されたのではないでしょうか。
各テレビ局がピーナッツを起用してテーマソングを歌わせています。
「日本テレビの歌」は2003年に発売された「日テレGOLDEN BEST」という4枚組のCDに初めて収録されたのでこれ1曲のために買いました。
今回のような「レア・コレクション」が出ることがわかってたら買わなかったのに(涙)

同じく日本テレビの「シャボン玉ホリデー」のテーマソング。
過去にいろんなレコードやCDにも入っているので取り立てて珍しくもなくなっていますが、ザ・ピーナッツの単独アルバムに収録と言う意味で外せないものですね。
今回収録のものはいきなりピーナッツの歌から入るんですが、やっぱり最初のファンファーレから入れて欲しかったなと思います。
そういうことから言うと先に書いた「日テレGOLDEN BEST」は牛さんの鳴き声こそ入ってませんがハープのシャララランから入ってるしプレスコとしては完全版かな。
「牛さんの鳴き声〜あああぁ〜シャボン玉ホリデー、どうなってんだ、ピーナッツ!」と入っているものも過去に出ているし「シャボン玉ホリデー・テーマソング集」だけでもいっぱい種類が増えました。
でも基本的なピーナッツの歌(元)はみんな同じです。

「好きになっちゃっちゃった」も長年待っておりました。
これこそステレオで聴くべきものですね。
藤田まことさんを真ん中に両側にピーナッツを配置した姿までも目に浮かぶようで楽しい曲です。

「小さな幸せ」ってホントにどういう歌なんでしょうか?
今まで気が付かなかったんですけど作詞・作曲が佐々木勉さんなんですね。
そういえばどことなく「あなたのすべてを」とか「いつまでもいつまでも」とかに似てなくもないかな。
作者の佐々木勉さんを検索したら彼も御自身で歌ってるんですね。
でも試聴してみたら違う曲?でした。
紛らわしいタイトル付けないで下さいよ〜。

「おかあさんのうた」は昭和41年に出たLP「おかあさんへプレゼント」からの収録ですがピーナッツはもう1曲「鏡をみても ちっとも似ていない」と言う曲も歌っています。2曲共そうだし、このLP全部がお母さんへの愛情あふれる詩でいっぱいのレコード。是非アルバム単位で聴いてもらいたい歌たちです。
「お母さん」「お母ちゃん」「母ちゃん」どんな言葉でも母親ってのは特別な感情がわいてくるものです。女の人はどうかわかりませんが男にとって母親ってのはいつまでたっても『お母ちゃん』なのではないでしょうか。サトウハチローさんにとってもきっとそうだったと感じさせる歌詞があふれています。

「よさこいボサノバ」が「お国自慢だピーナッツ」に入らなかったのが不思議なんですがやっぱりここ(レア・コレクション)に入れるよりあちらでしょう。
でもまずはめでたし。

さて、いよいよ「白い小舟」。
掲示板でも皆さんの感想読ませていただきました。
好き嫌いの評価が分かれる曲でしょうか。
私は・・・嫌いではありません。
こういう歌を歌っても良いんじゃないかなと。
ただ、この歌を聴くときは中途半端に流して聴こうなんていうのは駄目で、ちゃんとかまえて「さあ、聴こうじゃないか、聴いてやるぞ!」とステレオの前でピーナッツと対等に向かっていかないとこの曲の世界を受け止められません。

以上かなり私的な主観で書きましたが、皆さんがそれぞれの思いで楽しく聴いていただければそれが一番です。
ピーナッツのCDがこうやって引退後も次々と珍しいものを出してもらえるんですから、ファンとしてはこんなうれしいことはありません。
だからみんなも借りたりしないで、どうか買って聴いてくださいね。
一枚でもたくさん売れて「ザ・ピーナッツは売れる」という実績を残しましょう!
まだまだ「レア・コレクション」はあるはず。



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