LP時代名盤復刻シリーズ4 ザ・ピーナッツ  KICX 3129
2005年2月2日 発売!

1. モッキン・バード・ヒル
2. プリテンド
3. マイ・ハート・クライス・フォー・ユー
4. ラ・ラ・ルー
5. ロンリー・ワン
6. イッツ・ビーン・ア・ロング・ロング・タイム
7. トゥー・ヤング
8. 夢で逢いましょう
9. コーヒー・ルンバ
10. スク・スク
11. 涙のスクリーン
12. ポケット・トランジスター
13. あなたに夢中
14. イエロー・バード
15. カカオの瞳
16. シンデレラ
17. ヘロー・メリー・ルー
18. 悲しきかた想い


ブックレットの解説によれば、これ以前に発売した「SP盤の再録CD」の反響が大きく、今回の企画が実現した。とあります。
それはうれしいことで、私個人的にも昭和30年代のキングレコードのLPには聴きたいものがたくさんあるので、それらの復刻は期待していました。

ただ、商品化されたラインナップを見ると必ずしもその期待を満足させてくれるものではなく、悪く言えばNHK的な、幅広いそうに受けそうな無難な選択のような気もしました。
こういう企画でもなければ実現しないような埋もれたLPの復刻をぜひお願いしたいのですが・・・。

たとえば「ピーナッツ民謡お国めぐり」「祇園小唄〜ピーナッツのムード民謡」、江利チエミの「スタンダード・アルバム」とか「チエミ・ラテンを歌う」などなど。
とくにピーナッツの場合は皆さんもご存知のようにとてもたくさんのCDがすでに出ているので、やっぱり新しく出るものには、未CD化のものを望むことは仕方のないこと。
そして一絡げではなくザ・ピーナッツ単独で、全てのLPレコードを昔のままにCDにしてほしいと思うのですが・・・。

文句ばっかり書きましたけど、なんだかんだ言ってもこういうものが出ればやっぱり買ってしまうファンなのでした。(^_^)v
収録の2枚のLPはどちらも1961年(昭和36年)に出たものです。
デビュー3年目だけど「夢であなたに」なんかは(廃盤にしないで)永久に発売し続けてほしいと言えるアルバムです。
このころの張りとパンチのあるピーナッツとは違うソフトなボーカルが聴けるすばらしい歌声です。
ハーモニーも美しいしひとつの完成系がこのアルバムには感じられます。
この傾向で“テレビタレント”ではなく、“レコード歌手”として別の道を進むこともありえたんじゃないか、と思わずにいられません。
もっともっとレコードが出ててもよかったなぁと思いました。

さて、ここでひとつの不思議を。
“夢であなたに〜ピーナッツのポピュラー・ムード”の見本盤があるんですが、これのB面を見ると収録曲が違うんです。
2曲目「涙の並木道」って何だ?

最初これを手にした時「おっ!ピーナッツのお蔵入りの歌か?」と思ったのですが針を落としてみると印刷されたものではなく、通常の商品と同じ「イッツ・ビーン・ア・ロング・ロング・タイム」なのでした。
じゃあ、見本盤とはいえこのタイトルが印刷されたと言うことは、この歌もレコーディングしたものの実際は「イッツ・ビーン・ア・ロング・ロング・タイム」差し替えられた、と思いますよね。
で、聞きました、キングレコードに。
返ってきた返事は「“涙の並木道”と言う曲をレコーディングしたことはなかったようです」と言うことでした。
あぁ〜残念!
ところでどなたか“涙の並木道”と言う曲ご存知ですか?


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