ザ・ピーナッツ ベストセレクション2007  KICX 3463〜4
2007年4月11日 発売

【DISC 1】
1. 恋のバカンス
2. 情熱の花(1967年再録版)
3. 可愛い花(1967年再録版)
4. 悲しき16才
5. ふりむかないで
6. 悲しきタンゴ
7. ローマの雨(オリジナルシングル版)
8. 手編みの靴下
9. ウナ・セラ・ディ東京(1964年版)
10. 大阪の女(ひと)
11. さよならは突然に
12. 指輪のあとに
13. 愛のフィナーレ(オリジナルシングル版)



【DISC 2】
1. 恋のフーガ
2. 恋のオフェリア(オリジナルシングル版)
3. 明日になれば(オリジナルシングル版)
4. 若い季節
5. 心の窓にともし灯を(ステレオ再録版)
6. 銀色の道
7. ガラスの城
8. 情熱の砂漠
9. サンフランシスコの女(ひと)
10. 気になる噂
11. 東京の女(ひと)
12. 愛のゆくえ
13. お別れですあなた


キングレコードからは珍しい2枚組のCD。
キング所属の主だった人たち一括してのシリーズの内の一枚。
キングのベスト盤はわりとオリジナルの歌謡曲中心の選曲が多いんですが、これも2枚組の26曲のうち初期のカバー曲はわずか3曲です。
「ベストセレクション」とか「全曲集」って言うのはほとんどこのパターンが多いんですけど、まあ普通の流行歌手だったらこういう選曲で問題はないのですが、ことザ・ピーナッツに関しては、その魅力をせっかくCD2枚に収めるのなら、外国の曲をピーナッツ流に歌ったものを時には入れて見るってのはどうでしょうかねぇ・・・。

●ラ・ラ・ルー
●マイ・ハート・クライズ・フォー・ユー
●トゥー・ヤング
●夢で逢いましょう

こんなところは初期の名唱だと思うんですけどね。
続いては
●カモナ・マイ・ハウス
●テネシー・ワルツ
●モナ・リザ
●ヴァイア・コン・ディオス

オリジナル歌手、江利チエミさんとはまた違ったザ・ピーナッツならではのハーモニーや新しい挑戦も感じられ、知名度の高い曲だから「ほう、ザ・ピーナッツが歌うとこうなるのか」なんて言う方もきっとおられるのではと思うのですが。
こういう歌をもっと普通に聴けるようにしてほしいです。

あとは昭和43年に出た10周年記念のLPから
●ダンス天国メドレー

昭和45年のフィーリン・グッドから実験的とも思える
●スピニング・ホイール
●ミッシェル
●アンド・アイ・ラヴ・ヒム
●祈り〜組曲

ディスク1枚は今までの全曲集で良いとして、2枚目にこういった選曲を入れるともっとアピールできるんじゃないかなあと思うんですけど、どうでしょうか、キングレコード様。


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