LKF-1060
可愛いピーナッツ
第1面
  1. 可愛い花
  2. キエン・セラ
  3. 米山さんから
  4. キサス・キサス
第2面
  1. コメ・プリマ
  2. ある恋の物語
  3. チャッキリ、チャ・チャ・チャ
  4. 情熱の花

編曲 宮川 泰
演奏 シックス・ジョーズ(第1面:1〜4 第2面:1,2,4)
山田たかしとトロピカル・メロディアンズ(第1面:2,3 第2面:2,4)
東京キューバン・ボーイズ(第2面:3)
  

【レコード解説より】
ザ・ピーナッツに就いて
 名古屋市出身、昭和16年4月1日、一卵性双生児として生れ、幼児から特に唄う事に才能を示したが、西陵高校中退後はデュエット(二重唱)の練習に精を出していたところ、進められて名古屋市内のナイト・クラブに出るようになり、たまたま同所を訪れた渡辺晋氏(現、渡辺プロダクション社長)の目にとまったのがきっかけとなり上京、今年(1959年)3月日劇の“コーラス・パレード”に初めて“ザ・ピーナッツ”の愛称でデビュー、一躍スターダムに踊り出ました。
 さらにキング・レコードにも専属として迎へられ、デビュー盤“可愛い花”が大ヒットとなったことは皆様のご記憶も新しい事と存じます。続いて“キサス・キサス”も“可愛い花”に劣らぬヒットとなりレコード・シンガーとしても決定的な成功をおさめるに至っています。
 “ザ・ピーナッツ”の華々しいデビューぶりに就いては多分に幸運に恵まれた点も見逃せませんがそれにもましてこの姉妹コーラスの持って生れた新鮮な果物のような可憐さ、そしてバランスのよい声質、フィーリング等が時代の感覚にピッタリと合った事を第一にあげなければならないでしょう。
 すでに映画にも数本出、今度は日活から“可愛い花”をテーマに彼女たちのデビュー振りを効果的に描いた主演映画も近く公開される事になっています。(1959年11月現在)
ザ・ピーナッツの最初のLPは25cm盤(いわゆる10インチ)です。
デビューして半年あまりでLP盤を出すというのは当時としては異例なことだったらしいです。
それほどまでにザ・ピーナッツの登場はポピュラー界において衝撃的あるとともに、8曲入ったレコードを聞くに堪え得るだけの力量も見込まれたということに他ならないと思います。
構成は既発のシングル盤A面3曲とB面2曲、そしてこのレコードのための3曲「キエン・セラ」、「コメ・プリマ」、「ある恋の物語」となってて、面白いと思ったのは元々の英語圏の歌が1曲も入っていないことですね。
もちろん「キサス・キサス」などはナット・キング・コールの歌がアメリカでヒットはしていましたけど元はキューバの曲だし。
「キエン・セラ」や「コメ・プリマ」なんかはまだ幼く聞こえるピーナッツの歌唱が可愛らしくまさに「可愛いピーナッツ」そのものです。


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