SKA-59
情熱の砂漠/ジャスト・ナウ・ザ・ピーナッツ

SIDE 1
  1. 情熱の砂漠
  2. さよならは微笑んで
  3. 恋の稲妻
  4. 最終便
  5. 港の白い朝
  6. 指輪のあとに
SIDE 2
  1. 都会の出来事
  2. あの時、もし
  3. さよならは突然に
  4. 愛の花咲く道
  5. 夜行列車
  6. 哀愁のテーマ
作詞 山上路夫(SIDE1-1.2.5/SIDE2-3〜6)
安井かずみ(SIDE1-3.4.6/SIDE2-1.2)
作曲 加瀬邦彦(SIDE1-1.2.4.6/SIDE2-2.4)
鈴木邦彦(SIDE1-3.5/SIDE2-1.3.5.6)
編曲 星 勝(SIDE1-1/SEDE2-2)
宮川 泰(SIDE1-2/SIDE2-4)
馬飼野康二(SIDE1-3.5/SIDE2-1.6)
馬飼野俊一(SIDE1-4.6)
鈴木邦彦(SIDE2-3.5)
演奏 オールスターズ・レオン

本来15周年記念盤として発売される予定だった?オリジナル・アルバム。
どこにもそんなことは書いてないのですけど。勝手にそう思ってます。
純粋にオリジナル歌謡曲のLPってこれが最初で最後になってしまいました。
「ジャスト・ナウ・ザ・ピーナッツ」と言うタイトルは付いているけれど、ファンのみんなに感謝の気持ちを込めたお別れのアルバムのような気がして・・・。
もちろん当時そんなことはこれっぽっちも思ってません。
ザ・ピーナッツの歌謡曲の良さを充分に感じ取ることが出来る一枚としてお気に入りでした。
まさに「ジャスト・ナウ」・・・「今」のザ・ピーナッツなんだと。

1曲目の「情熱の砂漠」はともかく、次のが「さよならは微笑んで」。
引退する歌手が記念的に出すレコードにはいろいろあって、百恵ちゃんとか、南沙織、キャンディーズ、それぞれお別れのメッセージが込められたものだったわけだけど、もちろんピーナッツの引退の時にも「風のささやき」「帰り来ぬ青春」という二つの大作があって今聴いても感極まるものです。
でも、今だからこう思えるのかもしれないけど、「さよならは微笑んで」「愛の花咲く道」、翌年のシングル「お別れですあなた」などなど、実は静かにそのメッセージはファンに向けられていたのかもしれません。
「さよならは微笑んで」は引退の前年1974年のシングル「愛のゆくえ」のB面にも入れられました。
ピーナッツさんから直接そういう意味合いの歌の依頼があったのかどうかはわかりません。
でもきっと周りの人たちは感じ取っていたのではないかなと思えてしまうのです。

このアルバムでは宮川先生はたった2曲しかかかわっていません。
シャボン玉ホリデーが終了した後くらいからピーナッツのステージの音楽担当が宮川先生から前田憲男さんに代わっています。そしてこのアルバムで担当した2曲が「さよならは微笑んで」と「愛の花咲く道」というお別れの意味を含んだ歌・・・。なんとも意味深ではあります。


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