KICX-7025
びっくり!お宝名曲集
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★1998年から99年にかけて、渡辺プロダクションの創立記念の一環として所属アーティストの単独のCDや、オムニバス形式のものなど、かなりの数のCDが発売されていますが、今回の「びっくり!お宝名曲集」は、キングレコードからの発売です。
解説書を見ると、約30年前にアポロンのミュージックテープとして発売されたものということで、キング以外の歌手も入っています。

発売日  1998年11月27日
キングレコード
 1.ブルー・ライト・ヨコハマ 伊東ゆかり
 2.上を向いて歩こう ザ・ピーナッツ
 3.いつでも夢を 布施 明/奥村チヨ
 4.恋の季節 伊東ゆかり
 5.雨(LA PIOGGIA) 園 まり
 6.恋は水色(LOVE IS BLUE) トワ・エ・モア
 7.まつの木小唄 木の実ナナ
 8.悲しき天使(THOSE WERE THE DAYS) 奥村チヨ
 9.初恋のひと 伊東ゆかり
10.雪の降る町を 布施 明
11.二人でお茶を 梓みちよ/田辺靖雄
12.愛のさざなみ 伊東ゆかり
13.南国土佐を後にして 中尾ミエ
14.京都の恋 辺見マリ
15.小さな喫茶店(IN EINER KLEINEN KONDITOREI) ザ・ピーナッツ

★このアルバムはキングレコードの新しいシリーズとして、コンセプトを決めてリリースされています。

★ゆったり気分で楽しんでいただきたい。そんな気持ちを込めて企画された、肩のこらないCDの文庫版。
7つのジャンルの中からお好きなものをお選びください。
価格もお手頃、1枚1980円。
団塊世代が提案する大人のためのアルバムです。

★ということで「キングCD文庫ホッと倶楽部」と題して、「ポップス同窓会」、「我が青春譜」、「極めつけ名人芸」、「純情時代」、「極上本仕込み」、「たまにはクラシック」、「やすらぎの時間(とき)」というカテゴリーに分け、全50タイトルが一斉にリリースされました。

★今回も特典付きセールが実施されました。
全50タイトルのうち、10枚買うと、シリーズの中から好きなCDを1枚もらえるというものです。
1999年2月20日までなので、もちろん締め切り過ぎてます。
自分なりの10枚を選ぼうと思ったのですが、結局10枚に満たなかったため、特典はあきらめました。

★ザ・ピーナッツは「上を向いて歩こう」と「小さな喫茶店」の2曲が収録されています。
「上を向いて歩こう」は坂本九さんの歌い方と声の印象が強すぎて、他の歌手が歌うと雰囲気が変わってしまい、良いものが少ないように思いますが、ザ・ピーナッツは無難にこなしているという印象です。
「小さな喫茶店」のほうは、こちらはザ・ピーナッツならではの歌という感じで、ハーモニーもついていて、良い感じに仕上がっていると思います。

★それにしても伊東ゆかりさんて、カヴァーポップスを歌っていた頃から歌謡曲まで、ずいぶんたくさんの曲をレコーディングしていますね。なんでも歌える器用な方で、それが長続きしている要因なのでしょうか。
中尾ミエさんの「南国土佐を後にして」は、ちょっとかわいそうという気がします。
「恋のシャロック」なんかを歌っていたのだから、もう少し選曲を考えたほうが良かったのではないかなと思います。園まりさんの「雨」なんかすごくいいのに。


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