LPDIE PEANUTS/SOUVENIRS AUS TOKIO

1965年にドイツで発売されたこのLPレコードは数字的にどうだったのかはわかりませんが、結構売れたんでは?と想像できます。
いろんな資料からザ・ピーナッツがドイツをはじめヨーロッパでかなりの人気があったことが証明されているからです。






2003年にはドイツのベア・ファミリーからザ・ピーナッツ単独のCDが発売されたと言うことからも未だにその名前と歌を愛している人たちが遥か海の向こうに居るということがわかりましたよね。
これもうれしい出来事でした。

さて、今回また“きたロク”さんにこのLPレコードに書かれている解説の翻訳をお願いしてしまいました。

2003年時点のCDの解説とはまた違った、現役バリバリのアイドル・ザ・ピーナッツがどうやってドイツに紹介されたのか、大変興味深い解説です。

尚、今回のこの日本語訳も、あくまで「大意」としてお読みください。

あくまで☆ピーナッツ・ホリデー☆内だけで「こんな意味のことが書いてあります」程度として捉えていただきたいと思います。
同様にドイツ盤シングルの各ページに載せている日本語大意もそんな意味で受け取っていただきたいと思います。

ですからここの日本語の訳を他に流用、転載、リンクを貼るなどの行為はどうかしないでください。
皆さん個人の楽しみとしてご覧ください。
どうかこの点よろしくお願いします。

***LP Souvenirs aus Tokio解説***

世界的に有名な2つのピーナッツ:日本の伊藤日出代と伊藤月子。
小さくて、おいしそう・・! でも、気を付けてください、これは食べ物ではありません。
この2つのピーナッツは踊って、歌うことができるのです。
「あり得ない」と思いますか? そう、あり得ないことが、このレコードでは、あるのです。
まあ、信じてください。

本当にそのとおりです。問題は解決しました。それがピーナッツです。
小柄な姉妹が、歌うとジャイアントのように大きく見えます。
彼女たちが歌う「スーベニール東京」は、特大のミュージカル・ショーです。
ご家庭のレコードプレイヤーのための、そして、あなただけのための特別なショー。
でも気を付けて、ボリュームは絞ってください。
そうしないと、ピーナッツがターンテーブルに乗っているとき、壁が振動します。
隣の部屋の人が、もっとボリュームを下げろと壁をたたくでしょう。
ピーナッツには、いつも何かが起こるのです。

ああ、そして、ピーナッツがステージに登場するとき!
4本の腕が空中を華やかに舞い、4本の美しい足が踊る。2人の明るい声が歌う。
美しいハーモニーで、完全にシンクロして。息をのむような素晴らしさ・・・! 
聴衆はうっとりして座席から身を乗り出す。
音楽が花火のように響く。そして鳴りやまない拍手。

しかし、拍手は待ってください!このレコードはまだ続きがあります。
双子の姉妹はまだ歌い終わっていません。
12曲の歌が入った、熱狂させるレコードです。
そして彼女たち自身に与えられた12個のタイトルは、「日本で一番人気のあるTVスター」、「日本で最もよく聞かれているラジオスター」、「日本で一番売れているレコードスター」「日本で最も有名なステージのスター」、「日本の若者達のアイドル」、などなど。

さてドイツでは? フレッガーのTVプログラムである「東京からのビッグ・ショー」と「スマイル・イン・ザ・ウェスト」のスター。
エレクトローラ社のトップ・レコード・スター、最も人気のある・・・「それだけあれば十分・・」とお思いですか? もっと、アメリカでの成功のこともお話したいのですが。。

あ、ピーナッツのことはご存じですね。お許し下さい。
でも、この2人にはそれぞれエミ、ユミという芸名があることもご存じでしたか?
ただ、申し訳ありませんが、私にはどちらが誰か分かりません。
正直言っていつも区別が付きません。2人は驚くほどそっくり、よく似ています。
だからエミさんとユミさんは、新しいヒット曲の中でたずねています、「何処かに全く同じ男の子が二人いるかしら?」と。
(ドイツ語は、Wo ist der Boy, den es zweimal gibt?)

残念です。私には双子の兄弟はいません。
しかし、だから私は2人のピーナッツが両方とも大好きです! 
もちろん純粋に音楽に関して、ですよ。サヨナラ、ピーナッツ。
またドイツに来てください、なるべく早く。
その時まで私たちは「スーベニール東京」を聞いています。

ディーター・リファーズ
(英訳)ミヒャエル・アボット


カラー写真、タイトルページ:EMI−エレクトローラ
裏面写真:B.ヴィルケ、E.アウグ



このレコードは最新の軽量型ピックアップで再生することができます。
モノラルの再生装置の場合、より良好な再生のためにステレオ用ピックアップ・カートリッジのご使用をお勧めします。
ただし、ステレオ音響すなわち音の広がりの効果が得られるのは、ステレオ装置の場合だけです。
ピックアップの上げ下ろしは慎重に行って下さい。
ピックアップの針先やレコードについたほこりは、丁寧にクリーニングして下さい。
レコードを保管するときは、縦に並べるか、または平らな面の上に少ない枚数を水平に重ねて下さい。
熱の影響を受けないようにして下さい。
商業的な目的による、当社レコードのテープ等への複製、および当社レコードが放送されたものの録音を禁止します。
違法な複製を防止するため、当社レコードのレンタル、賃貸、および見本送付を禁止します。



ユーモアがあってしかもおしゃれな解説で、ピーナッツのことが好きな人じゃなきゃ書けないんじゃないか、と思うような素晴らしい解説でうれしくなっちゃう!

なるべく早くドイツへ帰ってきて、なんて、アグネスやテレサ・テンなんかが日本で活躍していた頃ビザの書き換えで本国へ戻った時みたい。
今も世界中に待ってる人が大勢いるよ、とピーナッツさんに伝えたくなりますよねぇ。
ピーナッツが残してくれたこれらの歌が今の私たちの生活の糧になってます。
僕は明るく楽しい歌がいい。
“スーヴェニール東京”“ふたりの恋人は?”“黒猫ピーター”その他ドイツの人がピーナッツのために作ってくれた歌が大好きです。

最後のレコードの取り扱いについての注意事項?も時代を感じ、また親切でもありますよね。
面白いからこれも訳していただき、あわせて掲載しました。

“きたロク”さんありがとうございました。






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